Rene Burri (ルネ・ブリ)

ReneBurri 1985 Tokyo

ルネ・ブリ(Rene Burri)さんが昨日亡くなった。享年81。
マグナムの写真家でチェ・ゲバラ、ピカソ、コルビジェを撮った写真などが知られている。
日本にも何度も来ている。この写真は、現像から上がってきたポジフィルムを整理編集している姿を撮らせてもらった、1985年、東京で。
誰にも人懐っこい笑顔で接し、誰もが二三分で彼のファンになった。
写真集をいくつも出しているが、建築家のみなさんには、是非、Luis Barraganを見ていただきたい。ルイス・バラガンの建築を建築写真家でない写真家がアプローチするとどのようになるか?小さな本にアイデアが詰まっている。コルビジェの写真集も建築家の人となり、仕事ぶりがわかってすごくいいが、ルイス・バラガンの写真集、普通の建築写真とは違っていて、、、興味深いです。

「始まりを告げる≪世界標準≫音楽マーケティング」高野修平著

始まりを告げる 《世界標準》 音楽マーケティング 戦略PRとソーシャルメディアでムーヴメントを生み出す新しい方法
「音楽産業だけでなく、衰退している業界の人達に読んでほしい。」というようなことを荻上チキさんのラジオ番組で調達コンサルタントの坂口孝則さんがいっていたので、読んでみた。

小生は、当然、「写真」としては盛り上がっているのに「業界」としては衰退している写真業界を思い浮かべて読み進めるのだが、冒頭の「音楽は、世の中を動かすことができるか?」という一言から、妄想が刺激され「写真は、世の中を動かすことができるか?」だよなー、となり第四章ぐらいには、妄想全開、「音楽」が「写真」という漢字に置き換わっていた。

パブリシティとPRは違う。ふむふむ・・・
「共有」「共感」「共鳴」のサイクルを設計する際は、以下の2点に気を付ける・・・なるほどね。

小生は写真家であって写真業者ではないので、「みんなが欲しがってるものをつくってちゃダメなんだ。みんなが自分が欲しがっていることに気づいてさえいないものをつくらないと」というヒップホップアーティストのカニエ・ウェストの言葉のほうが、ダイレクトに響くが、クリッピングポイントの分析方法など、学ばなければならないことが多々ある本だった。

「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」樋田慶子著

岸信介の強引な口説から逃れる若き樋田慶子にたいして、伊藤博文の愛妾だった祖母からいわれた言葉がそのまま本のタイトル:つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなりになった。
これも古書店の店先で見つけた。
著者が師事した花柳章太郎はじめ登場人物がすごい。
読みながら、粋の時代考証をするようだ。

伊東孝著「東京再発見」

東京再発見―土木遺産は語る (岩波新書)古書店の店先100円書架の中で見つけ、購入、読了。
副題にーーー土木遺産は語るーーーと書かれているとおり、近代の東京(と川崎)土木遺産をあつかっているので、20年前に書かれたものだが、現在のこの手の本より新しく思える。(笑)

大正末、川崎に大運河計画といわれた3本の運河を造る計画があったことを知る。
実際にあった浅田から小田への川崎運河とは別の計画で、一つ目は池上新田から味の素の横の川崎河港水門まで運河、二つ目は小島新田から池上新田まで運河、三つ目は塩浜の入江崎から現代の首都高横羽線と平行に流れ大正11年に竣工していた川崎運河につなぐ運河。

できてたら川崎区の風景はまったく違ったものになっていたかも知れない。

Patrick Modiano “The Search Warrant”

ノーベル文学賞受賞作家パトリック・モディアノのThe Search Warrant(捜査令状)を読んだ。
レストランでしかフランス語を話せない小生にとって、いますぐ読めるパトリック・モディアノは、このタイトルのキンドル版だけだった。

これは”Dora Bruder”として1997年にフランスで出版されたものの英訳本だ。

1941年12月のParis-Soire紙の尋ね人欄に載ったユダヤ人少女Dora Bruderの公的記録を詳細に辿る、小説のかたちをとったヴィシー政権下で生きたユダヤ人少女のドキュメントだ。彼女は1926年、12区にあるロスチャイルド病院で生まれ。15歳のとき、フランスの警察に逮捕され、逃亡、ふたたび逮捕され、1942年9月18日、ウィーン生まれの父親とともにアウシュヴィッツ行きの列車に乗せられた。

フランスのユダヤ人のアイデンティティ、パトリック・モディアノの取材ノートのような作品だった。

赤い空

昨夜、川崎区の空は赤かった。
石油精製会社プラントの清掃(?)で定期的にあることなので驚きはしなかったが、月蝕を見ようとした小生はにはカチンときた。
近くに行って会社名が入ったロゴと川崎区全域の空を照らす大きな炎を一つの画面に納めようとしたが、浮島町にある光源の炎には近づけない。
そこで、隣の千鳥町から見ようと、移動。
炎に一番近づけたのがこの写真。運河を挟んで直線距離で300mくらいか。
_DSC1161
小島新田近くの入江から炎方面を見る。
_DSC1181
水蒸気越しに炎を見ると
_DSC1168
撮っている理由がわからなくなったところで終了・・・。

赤い夕陽

仕事の帰り道、夕陽が妙に赤かったので、遠回りして浮島メガソーラーへ。
赤い夕陽、これも御嶽山噴火の影響だろうか?

最大出力7,000KW太陽光発電。

最大出力7,000KW太陽光発電。


夕陽とメガソーラー(?)太陽光発電を揶揄しているわけではありません。
10ヘクタールに約38000枚のソーラーパネルが広がっているので、それを鏡面代わりにしてだけです。