北朝鮮のテポドン2号(銀河3号)

「・・・事実上のミサイル発射実験の失敗」
言葉もおかしいけど、メディアがこれほど単純に騒げば北朝鮮にしたら大成功だ。
言葉のプロがこれでは・・・、でも、それ以上におかしいのは防衛省。
「敵」を欺くためにワザと「無能」を装っているのではないかの思えるような防衛大臣、副大臣。
でも、誰も演技で無能を装っているとは思っていない。

「戦争は政治の軍事的延長」クラウゼヴィッツの言葉を待たなくとも「防衛は他の手段をもってする外交努力」だ。
政府は、拉致問題が解決しなければ、日朝間では何も進まないと思っているのだろうが、何もしなくてもいいことではない。
金正日が死んだときは大きなチャンスだった。
だけど、日本政府は一応弔問はしたけど、弔問外交はしなかった。

北朝鮮の「発射予告」で迎撃ミサイルを配備するーーー。
空中爆発して失敗に終わった後、1時間たっても、発射すら確認できない「早期」警戒システムーーー。
ーーーおかしすぎるね、日本の防衛。

人工衛星から「将軍様の歌」のメロディを聴かされるハメにならなかっただけでもよかったと思わなくてはならないのか(?)、日本国民は。

12の祈りの空間

ちょっと変わった建築本が送られてきた。
質素で上品・・・[12の祈りの空間」~村上晶子 教会への希求~建築家村上晶子さんがいままでに手がけた教会建築をまとめたものだ。
1960年生まれの村上さんが坂倉建築研究所時代を含めてすでにもの教会を手がけているというからすごい。

彼女の設計した教会は、こういう形容が適切かどうかわからないが、腰が低い。
小さな建築でもないにもかかわらずその外観に威圧感は感じられない。
いったん聖堂のなかに入ると、静かな存在感に包まれる。
聖堂の存在感は、聖堂本来の目的である祈りの空間への認識力で決定される、と思う。

村上さんが祈るように設計したのがわかる本になっている。

インターナショナル(歌)

フランス大統領選挙のニュースを聞いていたら左翼戦線(Front de gauche)ジャン=リュック・メランション(Jean-Luc Mélenchon)候補の集会でインターナショナルが歌われていた。
最近、あまり聴く機会はないけど、史上初の共産主義政権パリコミューンの時に作られたこの歌は、その後各国語に訳され、文字通りインターナショナルな革命歌になった。そのパリコミューンは短命に終わったけど、女性参政権、政教分離、殉職した国民衛兵の年金支給・・・その後世界の国々であたりまえと思われていることを実現した。

各国語版の音源(MP3)は
http://www.hymn.ru/internationale/index-en.html

くずぐずしてたらこの有様だ

好きな韓国ドラマ「ベートーヴェン・ウィルス」を見ていたらこんな台詞があった。

버나드쇼가죽으면서뭐라그랬는줄알어? 우물쭈물하다내이럴줄알았다그랬어. ・・・

バーナード・ショーの最後の言葉は  “ぐずぐずしていたらこの有様だ”

え?そうだったけ?

Dying is easy, comedy is hard.

じゃなかったっけ?

マリナー・エクルズ Marriner Eccles

中野剛志さんがいま日本にエクルズのような人物がでてくるかどうかなんていっていたけど、・・・マリナー・エクルズって知らなかった。
で、早速、調べると・・・。

http://history.utah.gov/learning_and_research/make_a_difference/eccles.html

なるほど、教科書にのせたいような人物だ。

エクルズは、勤倹勤勉に仕事をすれば、誰でも成功するという信条でいたし、誰よりも勤倹勤勉に働いて成功した、1929年の恐慌までは。
しかし、世界恐慌は、民間の勤倹勤勉だけでは足りず、大胆な財政出動が必要だと説いた。
“I believe that inefficiency and waste should be eliminated…. I abhor politics and favoritism in any phase of government expenditures.”
「私は無駄や非効率は排除されるべきだと思う・・・。私は政府支出のいかなる段階での政治的駆け引きやえこひいきを嫌悪します。」

小谷野俊夫さんが静岡大学の『国際関係・比較文化研究』にエクルズの評伝を発表していた(2006年)。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006000253

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006392038